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自社に合うCopilot製品を見分ける

用途別のCopilot製品

GitHub CopilotやMicrosoft Security Copilotなど、目的や対象者ごとに異なるCopilot製品の特徴を紹介します。

これまでの章では、主にMicrosoft 365 CopilotとCopilot Chatの使い方を紹介してきました。実は、「Copilot」という名前が付いた製品や機能は、これ以外にもあります。ここでは、そうした用途別のCopilot製品の中から代表的なものを取り上げ、それぞれ「誰が、何のために使う製品か」を紹介します。操作方法や具体的な料金は扱いません。

目次

Copilotには用途別の種類がある

ここまでの章で紹介してきたCopilotは、Microsoft 365 CopilotとCopilot Chatでした。文章の作成やファイルの読み込みなど、日常のオフィス業務を支援するものです。

ただし、「Copilot」という名前は、これ以外の製品や機能にも使われています。中には、Microsoft 365 Copilotとは別に独立して契約する製品もあれば、AzureやMicrosoft Fabricといった別のサービスの中に組み込まれた機能として提供されるものもあります。

同じ「Copilot」という名前でも、対象者・用途・利用条件はそれぞれ異なります。この章では代表的な4つを取り上げ、自分の仕事に関係があるかどうかを判断するための材料として紹介します。

GitHub Copilot、Microsoft Security Copilot、Microsoft Copilot in Azure、Microsoft Fabric・Power BIのCopilotを用途別に示した図

▲Copilotには、仕事の目的に応じた製品や機能があります。

GitHub Copilot

GitHub Copilotは、ソフトウェアを開発するエンジニア向けに、プログラムのソースコードを書く作業を支援するサービスです。コードを入力している途中で候補を提案したり、チャット形式でコードの内容を説明・修正したりできます。

建設会社では、情報システム部門などで社内システムや現場向けツールを開発している場合に利用できます。Microsoft 365とは別のGitHubのサービスとして提供されており、詳しい特徴はGitHub公式のGitHub Copilotについてで確認できます。

Microsoft Security Copilot

Microsoft Security Copilotは、社内システムへの攻撃や不審な動きを調べ、対応を支援する、セキュリティ担当者向けの製品です。攻撃の状況を整理したり、対応方法を検討したりする際に利用できます。単独の画面だけでなく、Microsoftのセキュリティ製品の中から利用できる場合もあります。

建設会社では、専門のセキュリティ担当者や情報システム部門が、社内システムの安全を守る業務で利用できます。利用には対象となるサービスや契約が必要で、詳しい特徴はMicrosoft公式のMicrosoft Security Copilotとはで確認できます。

Microsoft Copilot in Azure

Azureは、サーバーやデータベースなど、システムの構築・運用に必要な機能をインターネット経由で利用できるMicrosoftのクラウドサービスです。Microsoft Copilot in Azure(Azure Copilot)は、Azureの管理画面で質問しながら、設定やコストなどを確認できる、エンジニアやIT管理者向けの機能です。

建設会社では、基幹システムや現場管理システムをAzure上で運用している場合に、システムの確認や管理を支援します。利用にはAzureの契約が必要で、詳しい特徴はMicrosoft公式のAzure Copilotの概要で確認できます。

Microsoft FabricとPower BIのCopilot

Microsoft Fabricは、会社に蓄積されたデータを集め、管理・分析するためのサービスです。Power BIは、そのデータをグラフやレポートにして分かりやすく表示するためのツールです。これらに組み込まれたCopilotを使うと、文章で質問しながらデータを分析したり、グラフや要約の作成を支援してもらったりできます。

建設会社では、工事の進捗、原価、安全などのデータを分析し、報告用のグラフやレポートを作る場面で利用できます。利用には対象となるサービスや契約が必要で、詳しい特徴はMicrosoft公式のFabricのCopilotの概要で確認できます。

目的に合ったCopilotを確認する

GitHub Copilot、Microsoft Security Copilot、AzureとFabric・Power BIのCopilotについて、提供形態の違いを示した図

▲Copilotには、独立したサービスと、別のサービスに組み込まれた機能があります。

比較表で確認する

Copilot 主な対象者 主な用途 提供形態
GitHub Copilot ソフトウェア開発者 プログラムのコード作成支援 独立した製品
Microsoft Security Copilot セキュリティ担当者 脅威対応・セキュリティ管理の支援 単独・セキュリティ製品内
Microsoft Copilot in Azure Azureの運用担当者・エンジニア Azureリソースの管理支援 Azure内の機能
Microsoft FabricとPower BIのCopilot データ分析・BI担当者 データ分析・レポート作成支援 Fabric・Power BI内の機能

自分に関係があるか考える

ここで紹介した4つは、いずれも特定の役割や専門的な業務を持つ人向けのCopilotです。自分の会社にこうした役割の担当者がいるか、自分自身がその業務に関わっているかを考えると、関係があるかどうかを判断しやすくなります。

まずは自分の担当業務に関係するCopilotを確認し、必要なものから理解していきましょう。文書作成や情報整理などの日常業務では、これまでの章で紹介したMicrosoft 365 CopilotやCopilot Chatが主な選択肢になります。

利用を検討する場合は、各製品の公式ページで最新の条件を確認してください。

まとめ

  • これまでの章で扱ってきたのは、主にMicrosoft 365 CopilotとCopilot Chat
  • Copilotという名前は、GitHub Copilotなど、ほかの製品・機能にも使われている
  • 独立した製品もあれば、Azure・Fabricなどのサービスに組み込まれた機能もある
  • 対象者や用途、利用に必要な契約は製品によって異なる
  • 自分の担当業務に関係するCopilotを確認し、必要なものから理解する

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